患者様は17歳11ケ月の女の子で、歯が痛むとのことで来院されました。むし歯の治療終了後、お姉さんが以前矯正をしていて、自分も前歯の歯ならびがきになるので、矯正治療を考えているが、歯の表面に矯正器具をつけることに強い抵抗があるという相談を受けました。
通常の表からの治療と違い、舌側に器具があるため、強い違和感があること、通院期間も長期(3年〜4年) になること等を説明させていただきました。その後患者様からの強いご要望があったため、舌側からの治療を開始しました。右図は1年3ケ月後の状態です。途中3ケ月程来院できなかった期間がありました。
金属を被せたり、白いつめものをしている歯は治療前の噛み合わせの状態でつくられているため、治療後にやりなおしていくことが必要になります。
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