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入院で患者さまの気持ちを知る

2007年12月25日、私は長く患っていた扁桃腺の切除手術のため、倉敷の病院に入院しました。大学6年生の卒業試験の直前、無理がたたり、扁桃周囲腫瘍という病名で即日入院になりました。そのときは膿を出すだけで終わったのですが、毎年ノドの不調がありました。しかし、今まで扁桃腺を切除する機会を得ず、今回意を決して扁桃腺を取ることにしました。
色々な人から術後の大変さを聞いてはいたのですが、実際に手術をうけて想像以上の大変さに改めて口から物を食べられる事のすばらしさに気づきました。
人生二度目の全身麻酔( 一度目は剣道の試合中に損傷した右肩靱帯の再建)、手術自体はあっという間(もちろん意識はないので) という感じでした。
しかし、まず手術後の出血…これは普段口腔内の小手術をして出血に比較的慣れている私でも夜中まで続く出血で眠ることができず、心配しました。
(実際、血は少量で、唾液がほとんどだから心配しなくても大丈夫と、担当の耳鼻科の先生は説明してくれたのですが)改めて患者さんの術後出血時の不安な気持ちに気づくことができました。
そして、唾や物を飲み込むときの痛み…手術当日は、痛みのため、水を飲むこともできませんでしたし、翌日は3分がゆでさえうまく飲み込むことができませんでした。声を出すこともできず、筆談の日々は術後3日まで続き、口から物を食べれることのすばらしさ、お口の健康の大切さを考えさせられました。
今回改めて歯科医としての自分自身と向き合い、自分の歯科治療に対する考え方を知っていただきたいと考え、ホームページをつくることを決意いたしました。
約1週間後、痛みで食欲が無く、病院食もおかゆでカロリー制限があったため、体重も約10キロ減りました。妻にはいつもデブデブと言われていましたが、いつまでもデブだとおもうなよ!




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